フィジカルトレーニング

現役時代はフィジカルトレーニングではいつもビリッケツ。どうして12分走・1500m走をするかイマイチ分からずにやっていた。ちゃんと目的がハッキリすれば。他人との比較じゃなくて自分自身の能力の指標として重要って事が分かれば・・そうすればトレーニング効果も上がる気がする。12分走（クーパー走）・1500m走は非常に有効な指標になる。単に距離とタイムが良ければ体力が有る。と考えるのではなく、サッカー選手は陸上選手と違ってずーっと走り続けるわけでないので。クーパー走の目的は、全身に乳酸がたまり出した瞬間（急に息が上がりだす瞬間）を知る事・乳酸が溜まり出してからどれだけスプリントかけれるか？それを知らずタイム・距離の数値が低いとダメな選手。としてしまうから選手はフィジカルトレーニングを嫌がる。別に人との比較ではなく自分との戦いと思えば心理的なストレスもたまらない。

『速い』『体力がある』にも種類がある。クイックに動けるアジリティーが高い選手。長い距離の中でスプリント能力の高い選手、又はスピードはないけど最後まで走り切れる選手、回復能力が高い選手など。選手によって良い所は違うしポジションによって求められる能力も違う。全部手に入れようとするから難しくなる。自分のストロングポイントを伸ばす事・ウィークポイントを一個一個減らしていく事を楽しむ事がサッカー選手になる近道。特に育成年代の指導では焦らせない事が大切。自分の現役の時に知っていたらなぁ。と思う。

みさき接骨院

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